今年のフジロックは、今日の夜まで楽しむ予定で、ある程度の天候を見込んだ上で明日の朝帰り後に仕事に向かう予定でしたが、今年の台風混じりの天候により体力がだいぶ消耗していることを考慮して、明日朝仕事に向かうことは厳しいと判断しまして、本日16時少し前で、自分のフジロックを終了し苗場を後にし、帰宅しました。
あまり深くはレポを書く時間はないですが、ざっとですが、フジロックの自分の思い出を書いてみたいと思います。
今年は27日の朝、6時半頃苗場入りしました。
今年もピラミッドガーデンでテントを張りました。
その後、開場しました。
27日
MONGOL800→My Hair is Bad→片平里菜・TOSHI-LOW・細美武士→GOMA & The Jungle Rythm Section→サカナクション
28日
The Birthday→マキシマム ザ ホルモン→FISHBONE→BRAHMAN
29日
テントをたたんで宅急便で荷物を送った後、午後はあまりライヴを観てなくて会場全体のウォーキングをしていたこと。
初日の27日については前の記事で書いているため、ここでは28日〜29日のことを書きます。
2日目の午前中は、フジロックでお付き合いのある方たちと挨拶がてらに合流して、午後からグリーンステージ後方で、ビールを呑みながらThe BIrthdayのライヴを観ていました。
その後、食事のため、いったんグリーンステージから抜けて食事のためオアシスへ行く。
マルゲリータピザを食べました。
他にもオアシス以外で食べたのを合わせるとこんな感じです。
ロコモコ
温玉丼
鮎の塩焼き
出来るだけ手ぶらでライヴに臨みたかったので、テントに荷物を置いてくる。
再びグリーンステージに戻った頃には、ジョニー・マーがライヴをやっていて、スミスの頃の懐かしい曲も演奏していました。
そして、その日の一つ目の本命、マキシマム ザ ホルモンのライヴのために前線で臨みました、
この時点では雨と言う雨がなく、曇りでしたが、むしろ暑いくらいでした。
それにしても、会場を歩いていて、ホルモンのTシャツが目につく。
多くの人が着ていると言うのでなく、とにかくホルモンTシャツが存在感がある。
そして、まだかまだかと待機していると、いよいよライヴがスタートする!
1曲目は、恋のメガラバでスタートし、フェスの祝祭感と高揚感が漂い、大盛り上がり!!
続いて、ナヲさんが「やっと来れたぜー、フジロック!!」
結成20周年で苗場で20回目のフジロックで初出演を果たしたホルモン!
次に演奏された曲はmaximum the hormone。
一層モッシュが加速する。
一応、セトリを載せておきます。
恋のメガラバ
maximum the hormone
鬱くしきOP〜月の爆撃機〜
鬱くしき人々のうた
便所サンダルダンス
糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィ
Mr.ブギータンブリンマン
パトカー燃やす〜卒業〜
「F」
シミ
ぶっ生き返す
恋のスペルマ
笑ったのは25日時点の台風12号の進路から言って、自分たちの番に突撃しそうだったけど、そのときの台風12号の進路図が小田和正の『OH!YEAH!』のジャケットに似ていると言ったこと。
台風12号の天気図とこのジャケットをスライドしたらピッタリでした。
一瞬だけ「ラプストーリーは突然に」がBGMで流れる。
パトカー燃やすは、ハイスタのギフトツアーファイナルのときに演奏されたけど、まさかのフジロックで演奏。
歌詞がビジョンから流れて来て、会場のオーディエンスは合唱になる。
しかし、圧倒的なパワーを持っての爆音が広いグリーンステージに溶け込み圧倒する。
またフジロックは外国人の客が多いが、外国人も前方で大暴れして盛り上がりも凄い。
最後は恋のおまじないを行い、恋のスペルマで幕を閉じる。
しかし、ホルモンのときは台風の様相は全くなかったが、また一つ伝説に残した。
ライヴが終わるとホワイトステージに向かうが大変混雑をしていて、入場規制をしていた。
そのときホワイトでライヴをやっていたのはユニコーン。
雨も降り出し、体力的にしんどくなって来たので、FISHBONEとBRAHMANのライヴの前に腹ごしらえをする。
朝霧食堂の焼きそば。
ライヴ前だったので軽めにしました。
ホワイトステージのFISHBONEのときは雨風が醜くなって来ていたが、まだそこまでではなかった。
アッパーな演奏で、踊れるライヴ。
楽しかったが、疲れが出始めていた。
そして、FISHBONEのライヴが終わると、疲労感と寒さで、ほぼ死んでいる状態。
しかも段々強くなってくる雨に、風も強くなり始めている。
しかしである。
BRAHMANの登場とともに体から血の気が湧き上がって来る。
1曲目The Only Wayが始まると、アクティブにモッシュピットに飛び込み、音楽に体が反応し、さっきまでの疲労感と寒さが一気に吹っ飛び、モッシュで攻めまくる。
これ音楽の力と言うのか!?
そして、The Only Wayが終わると、トシロウが話し始める。
何もうまく行かなかった13年ぶりのホワイトステージ!
でも13年で俺たちは強くなった。
雨よ降れ!風よ吹け!嵐よ来い!
ホワイトステージを締めるのは俺たちBRAHMAN始めます!
戦線布告とともに賽の河原でオーディエンスもモッシュ、ダイブにもみくしゃになるが、台風も荒れ始めて来て、ヴィジョンは強風で揺れ、ステージもバタバタ揺れている。
「雷同」、「EVERYMORE FOEVER MORE」とアルバム「梵唄」から演奏され.「雷同」はアルバムが発売されてから直後に
武道館で演奏されたが、ツアーを経て、確実に楽曲が強くなっている。
そして、次はライヴで鉄板の曲が王道の流れで畳み掛ける。
CHERRIES WERE MADE FOR EATING
SEE OFF
BOX
BEYOND THE MOUNTAIN
DEEP
ホワイトステージはボルテージはマックスまで上がっている。
その後は最新アルバム「梵唄」中心のセトリとなっている。
怒涛の彼方
AFTER-SENSATION
今夜
ナミノウタゲ
守破離
不倶戴天
今回はフェスで、同じフジロックに出演しているハナレグミの永積タカシのみ、「ナミノウタゲ」でのコラボの参加となった。
特に歌詞の一節の「しっかり摑まれよ。」の所で、トシロウと永積の2人が握手をしながら歌っている。
それと、「不倶戴天」。
BRAHMANのライヴは5ヶ月ぶりになりますが、またアレンジが変わっているような気がした。
そして、フェスで鉄板の「ANSWER FOR...」。
もうオーディエンスがもみくしゃになっている中で、トシロウはオーディエンスに担がれながら歌い、「警醒」と流れ込む。
トシロウ中心にクラウドサーファーが続出している。
そして、「鼎の問」へ。
ビジョンから電力会社の職員の顔とメッセージが入った映像が流れる。
その後、トシロウのMCが始まる。
天気のことを触れていて、笑ったのが、トシロウのイメトレしていたことは、台風でホワイトステージは倒れ、柱も倒れて来てそれを避けて歌い、水たまりが出来て、泳ぎながらモッシュすると。
トシロウは今回前夜祭から最終日まで苗場にいるが、ゴミを捨てるなとか思想を持ち込むなとか、子供を連れて来るなと言うから、今回端から端まで観て、フジロックに率直に感じたこと!
フジロックは日本一のフェスであること。
ステージ間を歩いていて、ワクワクして来る。こんなにワクワクするフェスは他にない。
またヘブンでハナレグミのライヴを見に行く途中に満月が見えたが、そのようなワクワクする光景はネットの動画の配信ではわからず、そこにたどり着いた人しかわからない。
西日本で被害が大きいが、台風が少しでもこっちに来て、被害が少なくなるように歌う。ここに来ている人たちは台風くらいで大丈夫なんだろ。」と言い、「満月の夕」が演奏される。
最後は、「真善美」で締め、マイクをステージに落とす。
そして、トシロウは「また来年フジロックで会いましょう。」と言った。
久しぶりのライヴに心が熱くなった。
BRAHMANで追い求めているのは音源だけでなく生のライヴで、それが楽しみで追っかけ続けていた。
そして、ライヴ後、昼と別の人と合流して乾杯。
しかし、もう台風の影響で強風の土砂降りで、どんなに雨対策しても、下着まで水が浸水している状況でした。
その後、キャンプサイトでテントが倒壊している情報が入って来ていたので、キャンプサイトに戻るまで心配でしたが、自分のテントは全くテントを建てたときの状態のままで一安心でした。
正直、キャンプの経験は浅く、強風のときのテントの張り方のマニュアルまで知っていたわけではなかったですが、倒れないように自分の頭で考えて強力に張ったので、被害はありませんでした。
そして、その後苗場温泉に移動したのが、0時45分。
体の全身雨でびしょ濡れで冷え切っていたものの、お風呂は多くの人が並んでいて、1時半にようやく入ることが出来て、2時半頃再びテントに戻り寝ようとして、うとうとすると、台風の強風によりテントが揺れて、その都度目が覚めましたが、不安を煽ったのは、その強風ではなくて、強風にテントが揺れていることで、自分の周りのテントにいた人がキャーキャー言っていたり、ペグを打ち付けている音が聞こえたことでした。
ただ、揺れているうちに、自分のテントは倒壊しないことを悟って深い眠りに入った。
でも、テント内は日中の暑い日差しが残っていたので、寝袋に入らなくても暖かかったです。
8時30分まで良眠出来ました。
その後、すぐ近くの売店で朝食をとって歯磨きして髭剃りをしてから、テントを片付けてから、リュックに必要なものを残してから宅急便に荷物を送り出した。
会場に行ってからフェス仲間と合流して、いろいろなステージのライヴをチラ見しながら、ライヴそのものより会場の景色を楽しみたかったので、コーヒーフロートを飲んでからウォーキングに入った。
2年前までは宿泊手段は民宿で、割と色々とライヴを観ていた。
しかし、去年からキャンプ込みの参加により、これでのようにコンスタントにライヴに参加することに無理が出始めて来ました。
それなら今回みたいにホルモンやブラフマンのように自分にとってポイントとなるライヴでしっかりと盛り立てて、後は遠くからまったり観ようとライヴの一部始終を見なくても、フェスそのものを満喫すればいいと言う考え方に変わりました。
夢のような3日間を楽しむことが出来ました!
これでフジロックレポを終了します。
それでは明日から仕事で現実の世界に戻ります。