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沢田研二さんの古希を記念したコンサートである。武道館。7月6日。
一日に一個しか仕事しないと決めているオレだが、この日ばかりはそうもいかなかった。午前中、印刷屋さんと次に出す本について打ち合わせ、そのあと、午後1から新大久保のハングルちゃんへ。これは今度、細かいことを説明します。オレとしては、ユッケジャンスープとか参鶏湯とか、大好きなので、どうしても、相手からなにをいわれても韓国のことを嫌いになれない。いま、韓国語を勉強してる。
その話は、この日の沢田研二さんの武道館コンサートには関係ないのだけれど、午後5時から、武道館で沢田研二[Old Guys Rock]、ツアーの皮切りがある。
そのことを知ったトタンに、オレの【芸能記者魂】に久々に火がついて、新宿の歌舞伎町、大阪王将でラーメンの大盛りを食べて、エネルギーを補給したあと、地下鉄移動、九段下の千鳥ヶ淵、武道館へ。主催者無許可、本人無資格の突撃取材開始。そこはもうすでに、平均年齢56歳ぐらいの女のコたちの大集合した、混雑の坩堝だった。
オレがそもそも武道館の存在を知ったのはビートルズが来日したときだから、いまから52年前。詳しいことは、5月8日のブログ[1966年のノートから]を読んでください。
このときは、女の子たちと千鳥ヶ淵でボートに乗って遊んで、帰った。
このときのビートルズは結局見ずじまい。オレの武道館体験の話なんか、どうでもいいかもしれないが、武道館でコンサートを見たというと、多分1983年か4年、西城秀樹さんと仲よくしていたころ「シオザワさん、コンサート見に来てくださいよ」といわれ、女房子供の分も合わせて4枚チケットをくれて、家族みんなでヒデキのステージを見に行ったことがあった。そのあと、新日本プロレスとか、プロレスラーの三沢光晴が生きていたころのプロレス団体ノアの大会とか、プロレスを何度か見に来たことがあった。プロレス観戦はノンフィクション小説の執筆のためだった。
とにかく、オレは基本的に音楽はコンサートよりもCDで聴きたいタイプ。映画も同じで、映画館よりも自宅でDVDを見たいタイプなのだ。それも、いま書くことじゃないかも知れないけど、この日のコンサートがどんな具合だったか、原稿に書きたくてたどり着いた武道館はもううら若くない女性を中心に、美人対ブス1:9ぐらいのわりあいで大集合して、物販コーナーとか大騒ぎ。男も一割くらいいた。
当日券があるかどうか心配したが、大丈夫だった。8000円でゲット。
予定外支出で財布が痛いといっていたのだが、週刊誌の特集記者魂が、沢田の今度のコンサートのレポートをと、せかせる。
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武道館は全方向でフルに観客を入れると、一万人を超える観客収納能力があるはずだが、これが、開演5時前にはフルで埋まった。ものすごい集客能力だなと感心した。
コンサートは余計なポスターもなければ、プログラムもないという、非常にスパルタンなもので、沢田の「オレはもうビジュアルでは売らない」というポリシーや、一部500円のプログラムでお金儲けしない、コンサートの中身は固定しないで、自由な形でやっていくんだというポリシーの表れだと思う。
オレが当日売りで買ったチケットは北側の[Gー23]。ステージの裏側、回りは全部女の人。「アンタ、新幹線で今日中に帰るの?」「あたし泊まる、ホテルに」などと会話。関西とか、遠方からきた昔からのファンの集団。
入場料は、アリーナも真正面も、オレたちがいるステージの裏側も全部均一で8000円、隣の女性に「この席は運がいいの悪いの?」と聞いたら「運が悪い」という。「運は悪いけど、めんどくさいからここでいい」とのこと。
沢田さんがステージに立ったのは5時、開演。
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冒頭、往年の大ヒット曲「********」から始まる。営業妨害にならない程度に内容を紹介しよう。
ジュリーの挨拶。「このたびはわたしの古希のお祝いにご来駕、ありがとうございます。70歳です。こんなに生きるとは思っていませんでした。そして、コンサートでこんなに緊張するとは思っても見ませんでした。今度のコンサートは構想12年、レッスン12日間、お休み6日間で作りあげたものでございます。古希というのはこんな年まで生きるのは古来希というところからきています。しかし、わが政府はいまは100歳時代といっております。いずれにせよ、こうして元気に今日の日を迎えられたことを本当に幸せに思っています」というようなおしゃべり。
そこから、独演会が始まった。観客はみんな立ち上がって、ジュリーの歌のはこびに合わせて、手拍子。相変わらずの美声で、声の感触も声量も昔と全く変わりがなく、劣化していないことに驚かされる。
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ステージを見ていて、オレが思い出したのは、1969年にイギリスでビートルズの「アビーロード」の首位独走を食い止めたという伝説を持つプログレッシブ・ロックの英雄、「エピタフ」を歌ったキング・クリムゾンとアニマルズのエリック・バートン。エリック・バートンは「朝日の当たる家」を大ヒットさせた人だ。なぜそういう人たちを思い出したかは、このあとの[後編]で書く。
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先日来、沢田さんは「あんなに太っちゃって」とかいわれたが、オレはそれほど近寄って見たわけではないから、断言は出来ないが、遠目に見てデップリ感は全然なかった。70歳を超え、ヒゲも白くて、見た目、確かにオジーサンだが、そういうオレも白髪で70歳のオジーサンである。気分的にはオジーサンでどこがいけないんだ、という話である。もしかしたら、これから本格的にオジーサンが社会的規範の埒外で大活躍する時代が来るのかも知れないじゃないかなんてことも考えた。
ジュリーは冗談めかしていろいろいっているが、70歳を超えて、気楽なふりをしながら、またまた新しいことに挑戦しようとしているのではないか、[3・11]以降の彼の音楽活動を計算に入れて、このコンサートのことを考えると、どうもそんな気がしてしかたがない。
(後編につづく)
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