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将来の巨人のエースを目指し、日々父一徹
との猛練習に励む星飛雄馬
中学3年の飛雄馬は高校進学を決めたが
星家の家計は苦しく、高校入学のための
資金繰りに苦労していた
というわけで、今回は第10話
「日本一の父一徹」を解説していくわけなのだが
このエピソード、後述するがいろいろ問題の
ある回なのである(^▽^;)
飛雄馬の高校進学の費用を捻出するため
昼夜関係なく働く一徹
休憩時間も働き続けるその姿に、同じ現場の
作業員も不思議がる
「星のおっさん借金でもしてんのかねえ・・・」
どこからか飛ばされてきた新聞紙には
花形の記事が
甲子園初出場をかけて主将になり
チームをけん引する花形
ほとんど無名校だった紅洋高校だが
超高校級の花形をマスコミは見逃さない
このあたりは原作にもあるシーンだ
花形は近々現れるであろうライバル星の
高校入学を首を長くして待ち構えていた
しかし不良から足を洗っても、相変わらず
車の運転は続ける花形w
当時も車の免許取得は18歳以上だが、花形が
学年ダブってない限り無免許運転は確実だ(苦笑)
目的はガソリンスタンドでバイトする
明子姉ちゃんに会うためか(*^o^*)
「星君の行く学校はもう決まりましたか?」
「いえ、それがまだなんです・・・」
この時飛雄馬はまだ進学希望届を
提出していなかった
進路相談で担任に早く提出しろと催促される
しかし飛雄馬はいまだにどこに行くか
全く決めていなかった
うちに帰って明子にも相談するがやはり
入学金や授業料の事が気になっていたのだ
「やっぱりこういう事はお父さんに相談
するしかないわね・・・」
「でも父ちゃんの頭の中は野球しかない
からなぁ( ̄_ ̄ i)」
一応一徹にも進学希望届の提出の事を話す
「なんでもっと早くわしに見せんのだ!」
なんと一徹親父、仕事の合間にあちこちの高校を
調べていたらしく、「もう行く高校は決まってる」
と勝手に進学先を記入し始めた
記入された校名は「青雲」
滑り止めなし
「なんだよ青雲って・・・・そんな学校
聞いた事ないぞ!姉ちゃん知ってるかい?」
「さあ・・・あたし中卒だから・・・」
「お前は何も心配する事はないし、拒否も許さん」
とまた仕事に出かける一徹
「せ・・・青雲だと!?」
希望届を見た担任は驚く
「ええ・・・父ちゃんが勝手に書いたんですけど
俺の学力では無理ですか?」
「いや、偏差値は高いが君なら行けると思うが・・・」
かなり優秀な飛雄馬の成績表∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
「お前将来は何になりたいんだ?
会社経営者とか政治家か??」
突然妙な質問をする担任
「いえ、ボクはプロ野球選手
それも巨人の選手にならないといけないんです」
「それなら青雲はあんまり薦めないね
あそこはバリバリのお坊ちゃんお嬢さん校だよ
いわゆるブルジョア階級の人間が行くとこだ」
心配になった飛雄馬は、とりあえず青雲高校を
見学に行ってみる
そこでパンフレットを入手
いきなり入学金20万の文字(苦笑)
「バ・・・バカな!高すぎるっっっ」
驚く飛雄馬
この当時サラリーマンの初任給が2万程度の時代
20万というと今の価値ならその10倍ほどか
「ふざけてるぜ!こんなのうちが払える
わけがないよ、、、」
その時目の前を高級車に乗ったここの生徒が
通り過ぎて行く
「チッ、全員花形みたいな生徒ってわけか」
呆れる飛雄馬
更に衝撃の事実が判明
職員に野球部の事を聞くと、なんと今車で
走って行ったのがその部員だという(=◇=;)
「父ちゃん、俺をバカにしてんのか
あんなチャラチャラした学校絶対イヤだからな!
だいたい入学金だけで20万だぞ
月謝(ママ)も合わせたらいくらかかると思ってるんだ」
抗議する飛雄馬
「ふっ、飛雄馬よ
日雇い人夫だからってわしをバカにするな」
飛雄馬は自分名義の預金通帳を見せられる
「ゲッ!こんなに貯めてたのか」
金額は不明だが驚く飛雄馬
「生活費は明子も働いてくれてるんでな
わしはお前のためだけに稼げるわけさ」
「ゴメン父ちゃん・・・俺ガチで
父ちゃんの事見直したし尊敬するわ」
「やめろ飛雄馬、親が子のために働くのは
当然の事だ!」
なんかカッコイイ一徹親父
「それより勉強の方はしっかりやれよ
それはお前の仕事だからな」
早速花形に飛雄馬の進学先が決まったと
報告する明子
ガッシャーン
突然花形の車がオカマ掘られた
「むっ!どこのバカだ」
乗っていたのはチンピラ風の男
実はこいつ、かつて花形のパシりやってた
不良番長の赤川のなれの果てだ(゚_゚i)
「よう花形さんよぉ、俺の顔忘れるなんて
酷いですぜ・・・綺麗なお姉ちゃんに夢中で
色ボケですかねえ」
絡む赤川
「今の俺は昔の俺とは違うんだ!東城会4代目と盃かわしたんだぜ
昔のお礼してやるからちょっと顔かせや」
「まあ・・・大変だわ」
明子姉ちゃん、すぐに飛雄馬に助けを求める
「飛雄馬っ、お願い
花形さんを助けて」
明子姉ちゃんに頼まれたら断れない飛雄馬
すぐに駆け出すw
赤川たちに囲まれる花形
「もともとゴミだったが、更に腐って汚物に
昇格したようだな赤川
いいだろう、この際はっきりわからせてやろう
お前がザコキャラだって事をな」
「花形ぁ~コノヤロー」
「あっ、花形さんが危ない」
何故花形の居場所がわかったのだ飛雄馬!?
チンピラたちに一気に押しつぶされる花形
「へへ、お前の上等なドタマかち割ってやるぜ」
飛雄馬、お得意の投石戦法で花形援護
大リーグボール養成ギブスで鍛えられた
飛雄馬の剛速球を知る赤川は退散
「くそぅ、余計なやつが来やがったぜ」
ブゥゥゥゥーーーン
「大丈夫ですか花形さん」
「星君っ、これはボクと赤川の問題だ
余計なマネしてくれたね」
「そ・・・そんなぁ
ボクは姉ちゃんに頼まれたから・・・・」
「ボクがあんなやつらにやられると思ったか
君はボクを甘く見てるっ
こんな暇があったら入試の勉強したまえ」
「もし青雲を落ちたら、ボクは一生君を笑ってやるからな」
ブゥゥゥゥーン
わけわかんねーし、、、、
巨人の星(青雲編)第10話「日本一の父一徹②」
につづく
まあ花形と赤川のシーンは完全にいらない
シーンなのだが、それはともかく
この回のサブタイトル
「日本一の父一徹」というのは、実は再放送時に
差し替えられたタイトル名で、オリジナルは
「日本一の日雇い人夫」だった
これはDVDでも差し替えられていたし
驚くべき事に、うちのPCでは「ひやといにんぷ」を
変換すると「日雇い妊婦」になってしまうΣ(~∀~||;)
どうも「人夫」というのがダメなようだ
ちなみに「日雇い人夫」という言葉は今では
別に差別用語ではないようなのだが
どこぞの勢力の圧力なのか、何が何でも
この言葉自体を死語にしたいらしい
このおかげでDVDではそうでもないが
再放送時には、「日雇い人夫」のセリフが
多々あるこの回、やたら無音が続くのである
最後の方なんかほとんど放送事故レベルwww
元々が青雲編には差別用語とか放送禁止用語が多く
前回の「真実へのピッチング」では、飛雄馬が
一徹のために買った軍手を出したところ
父兄会に参加したオバハンが
「ド○タ手袋」と言うシーンが・・・(^o^;)
この回の後半(次回)では更に酷いシーンが続きます